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初めての雇用注意ポイント!移転しないで!

「人を雇うし、事務所を引っ越そうかな」と考える方は多いのではないでしょうか。
しかし、その移転、ちょっと待ってください!
今のタイミングで移転してしまうと、少しばかり面倒なことになってしまうかもしれません。
具体的にどのような問題になるのか、以下で解説していきます。
移転すると登記簿謄本が発行できないんです!
会社で新しく人を雇うとなると、会社として社会保険に適用する手続きを行い、その後に従業員の個別の手続きを行う必要があります。
その際に必要なのが、「直近3ヶ月以内に取得した登記簿謄本」。
そこで何が問題なのかというと…移転の手続きを始めてしまうと登記簿が発行できないのです。
つまり、社会保険の手続きができないのです!(ケースによっては賃貸借契約書の写しなどで対応できる場合もありますが…)
もちろん、永久的に発行できないわけではありませんが、結構な時間がかかります。
となると、登記簿謄本を発行できるまで待ってから社会保険の手続きを行うことになるので、従業員はその間、待っていなければならないのです。
「社会保険に加入できるはずなのに保険証が手元にない」という状態になってしまい、従業員を困らせてしまいます。
解決策は簡単!

解決策はとても簡単です。
「雇う時に移転しないor移転の手続きに入る前に登記簿謄本を取得しておく」
これだけ…なのですが、実際に人を雇ったタイミングで移転を検討する方は多いです。
こういったトラブルの種を知らないまま進めてしまうと、従業員に迷惑をかけてしまうので気を付けましょう。
もし不安なことがあれば、私たちのような社労士に相談することが一番好ましいです。
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